本日は、月末恒例のレクの日。
5年生のジョーくんとリュウくんが、小学校の芸術鑑賞教室のため
少々遅れての登室となるので
宿題チェックが終わるまでの間は、自習タイム。
6年生全員分の宿題チェックを終えて
公園へGO!!!!
まずは、M・AちゃんとW・Sちゃんがケイとなり、ドロケイを行いました。
お2人とも、まあ足の速いこと…
あっという間に、ドロの4名を逮捕してしまいました。
続いては、何丁目何番地
オニが指定するモノの頭文字が丁目、文字数が番地となる遊びで
たとえば指定するモノが、すべり台ならば
す丁目5番地となります。
そして、それに触れば捕まらないという遊びなのですが
この遊びの面白いところは
例えば、前述の「す丁目5番地」とオニが指定した場合
「すべり台」を触ればセーフなのですが
公園に「すみれ草」が咲いていれば、それを触ってもセーフなのです。
その上、一個だけ「の」が付いても良いルールのため
「水道の蛇口」なんていうのも指定できたりします。
あーでない、こーでないとそれぞれに考えて
オニが指定したモノとは、まったく違うモノがセーフになったりするのです。
そんな、何丁目何番地を皆で楽しんでいると
ジョーくんと、リュウくんがやってまいりました。
というわけで、全員が揃い何丁目何番地を続けます。
すると……
「センセ―がオニやってよ!」
そんな声が誰からともなく挙がり、私も参加することに…
え?
アンタが参加しても子ども達を捕まえられないでしょ?
ですって?
心配ご無用!!
実は、この何丁目何番地には
制限時間内にオニが指定したモノに触れていない人の中から
次のオニを指定できるというルールが追加してあるのです。
しかしながら、私が指定するモノが
あっさりと分かってしまい、オニの交代ができません。
途中、気合を入れて走ってもみたのですが
やっぱり誰一人として追いつけず…(っД`)シクシク…
途方に暮れていた時に、良いモノを発見いたしました♡∩(^∇^)∩バンザーイ♪
それは……
お丁目7番地
ふっふっふ……これならば誰にも分かるまい
いやさ、分かったところで触れまい(o ̄ー ̄o) フフフ
と思いきやヤマセイくんが
「わかったー!!」
と言って走り出します。
Σガーン(;´Д`)マ…マジカヨ…
そんな、ヤマセイくんが触ったものは?
「オレンジの棒」(鉄棒の支柱)
ということでしたが
「え゛~っ?それオレンジか~?」
と難癖をつけていたら
ルーさんが
「コレだ!オレンジの柵!!」
とのこと……
チクショー…見事にやられたゼ……
でもオレが思っていたのはソレじゃなかったんだよ……
そんな話しをしていると
「?じゃあナンだったの?」
という質問
「ん?それはね…コレ♡」
と地面を指差します。
「へ?なに?」
私の指差す方向を見て、首をかしげる子ども達
「ほら…コレ♡」
指差す方向にはアル物体が……
私の指定したモノ…それは……
「落ちている飴」
でした♡
「フザケンな!!!!」
「そんなの触れないヨ!!!!」
「てか触りたくないし!!!!」
大ブーイングが巻き起こったのは言うまでもありません。
そんな大盛り上がりの何丁目何番地の後は
2チームに分かれての「ドンジャンケンポン」
私が小学生の頃は「ドンチッケッタ」(※注1)と言っていた遊びを
制限時間の18時30分まで
飽きることなく何度も繰り返しました。
そのドンチッケッタでも大活躍だったのが
M・AちゃんとW・Sちゃんのお2人。
1人で4人抜きというパーフェクト勝利をチームにもたらしておりました。
その後、終了時間の19時までは、自習タイムということで
教室に戻ったのですが、私に注意されることもなく
各自キチンと宿題に取り組んでくれておりました。
ちなみに一番乗りで黙々と宿題に取り掛かっていたのは
ルーさんでした♡(パチパチパチ)
さあ、来週からはいよいよ7月。
なんと、7月の南鳩ヶ谷教室は2回しかございません。
その2回で1学期のアミークスは終了。
そして、いよいよ、暑い…いや…
「熱い」夏休みが始まります!!
気合を入れて、勉強も遊びも一生懸命に頑張りましょう!!!!
注1:ドンチッケッタ(首領治傑多)
古くは、古代中国の春秋時代に当時の秦以北の辺境の
山間民族における首領(ドン)を決めるために行われた儀式の1つ。
千尋の谷に架けられた巨木の両端から駆け出し
互いの体を激しくぶつけ合い、どちらかが谷底に落ちるまで
繰り返すという過酷極まりないもの。
勝者は、首領(ドン)として多くの傑物を治めるというのが
名称の由来となる。
あまりに過酷なこの儀式は、勝者の性格を一変させると共に
言葉を失わせるため、勝ち残ったものは寡黙で静かなドン
つまりは「静かな○ドン」と呼ばれることでも有名である。
この儀式が日本に伝わり、体ではなく手を合わせてから
ジャンケンをするという形に変わり、やがて複数人で遊ぶ
現在の形へと変遷を遂げたと言われている。
(本命書房刊『遊び~そのルーツを辿る~』より)